家を建てる前に、
ゴミ箱をどこへ置くか?
どんなゴミ箱を置くか?
を検討しました。
その結果、、、
キッチンのカウンターユニット下へ
を設置することに決めました。
そして、入居→ゴミ箱購入→設置して約1年半が経過しましたので実際に使ってみてどうだったかをご紹介します。
前置き
家族構成
5人家族 (夫婦、小学生2人、幼児1人)
地域の分別
分別 | 回収頻度 |
燃やせるごみ | 週2回 |
プラスチック容器包装 | 週1回 |
缶・びん・ペットボトル | 2週に1回 |
燃やせないごみ | 2週に1回 |
上の表は市で回収してくれる、回収頻度の高いゴミです。
この記事ではこれら回収頻度の高いごみについて書いています。
ゴミ箱をどこへ置くか?
間取りがある程度決まってきて、キッチンの仕様を詰める段階になりました。
間口はシステムキッチンが2700mm、キッチン収納が1800mmです。
ハウスメーカー標準プランではシステムキッチンがタカラスタンダードのオフェリア、キッチン収納が食器などをしまうトールユニットと家電収納ユニットが標準となっており、家電収納ユニットの下部がごみ箱収納ワゴンになっていました。
アパートで暮らしていたときもキッチンにごみ箱を配置していましたが、ハウスメーカーが標準で出してくるように、やはりごみが多く出るキッチンにごみ箱を配置するのが合理的だと考えられます。
ただ、引っ越す前はごみ箱はただ流しの横に置いただけでしたので、ごみ箱を使うイメージだけがモヤモヤしていて本当に収納ワゴンでいいのか迷っていました。
収納ワゴンの場合、
①ワゴンを引き出す
②ごみ箱のフタを開ける
③ごみを捨てる
という作業フローになります。
ごみ箱がしまわれているときの見栄えはいいけれど、何となく煩わしさを感じていました。
1日に何度もごみを捨てるにあたって繰り返しこの作業をするとなると、①の「ワゴンを引き出す」という作業がかなり負担に感じてくるように思い、最悪、ワゴンが出しっぱなしになるのではないかと懸念しました。
なので、思い切ってごみ箱収納ワゴンをなしにして、下の部分をオープンな空間にしてもらいました。
家電もそれほど置かないだろうということで家電収納ユニットではなく、「カウンターユニット(オープンタイプ)」にしました。
これで「①ワゴンを引き出す」という作業が無くなり日々の負担が減ります。
間口900mm、高さ615mmのごみ箱スペースをキッチンに確保しました。
どんなゴミ箱を置くか?
このスペースに、
ピッタリ収まり
フタ付きで
分別もでき
なおかつオシャレ!?
…なごみ箱探しが始まりました。
インテリア用品を扱っているニトリなどに実物を見に行きました。
…が、どれもピッタリ収まるようなものがありません。
丸形のごみ箱だと空間にムダが生じてしまったり、フタ付きになるとカウンターにフタがぶつかってしまったり…なかなかイメージに合うごみ箱に出会えません。
ネットで探して探してようやくイメージに合うごみ箱を見つけました。
それがこちらです。
空間をムダにしない四角い形状、高さ、奥行きが理想的です。
さらに足踏みペダルによりフタが開くので手がふさがっていても開けられます。
そして、このごみ箱の最大の特徴である「左右に観音開きになるフタ」によりカウンターユニット下に配置してフタを全開にしてもぶつかりません!
おまけに一つのごみ箱の中に袋を分けて掛けることができるので分別もできます。
ようやく理想的なごみ箱を見つけました。
2023/7/20 「Amazonで見る」場合の注意点
・27Lは単品で買えないようになっているようです
・2個セットを選ぶと買えるようです
・45Lも選べるようになりましたが、フタ開講時の高さが72.7cmのため収まりません
ケユカのゴミ箱を設置
実際に入居後、配置した写真です。
左から、燃やせるごみ、プラスチック包装容器、缶・びん・ペットボトル、燃やせないごみ+使用済み電池です。
サイズはL(27L)、M(15.2L)、S(7.6L)、SS(3.6L)と4サイズ販売されています。我が家では次のサイズを設置することにしました。
分別 | サイズ |
燃やせるごみ | L(27L) |
プラスチック包装容器 | L(27L) |
缶・びん・ペットボトル | L(27L) |
燃やせないごみ+使用済み電池 ※ | M(15.2L) |
※ごみ箱内で袋を分けて分別
アパートで暮らしていたとき、燃やせるごみの袋は20Lをメインで使い、ときどき30Lを使っていました。30Lのごみ袋を使うには少し小さいですがLサイズの27Lが最大のため、このサイズのごみ箱にしました。
プラと缶・びん・ペットはスーパーやドラッグストアの透明の袋をごみ袋にしてもよいため、よく使っていましたが45Lのごみ袋もよく使っていましたのでそれぞれ最大のLサイズにしました。
ちなみに、燃やせるごみはなぜ20Lまたは30Lを使っているかというと、市で指定のごみ袋になっており、比較的高いからです。
そして燃やせないごみですが、我が家はあまり出ないのと、全てのごみ箱をLサイズにすると横幅が収まらなくなるので、ひとつだけMサイズにしました。このごみ箱の中に二つの袋を入れて分別し、使用済み電池も入れます。
Lサイズ3つとMサイズ1つを並べると横幅もカウンター内にピッタリ収まりました。
※追記
Mサイズは分別用の留め具ではありませんでした。しかし、置き場所に困るので、無理やり袋を中に入れて勝手に分別しています。(笑)
良かったところ
なんと言ってもジャストサイズ
高さ方向はオーダーメイドしたかのようにピッタリきれいに収まります。
足踏みペダルでフタを開けても左右に観音開きになるフタのおかげでカウンターにぶつからない省スペース設計です。
写真はLサイズのごみ箱です。
足踏みペダルのフタ付き
フタがあることで生ゴミの臭いが漏れにくいです。
さらに足踏みペダルになっているため、手が塞がっていてもフタを開けられます。
車輪つき
後ろに車輪がついていますので、ごみ箱を手前に引き出す際に軽い力で引き出せます。
オシャレ
色も白を基調としたキッチンと床に合っているので、キッチンに溶け込んでオシャレ感を演出してくれます。
分別もできる
ごみ箱の中で袋を分けられるので、一つのごみ箱の中で分別ができます。
我が家ではMサイズのごみ箱の中で、「燃やせないごみ」と「使用済み電池」を分別しています。
困ったところ
回収日までもたないことあり
問題は燃やせるごみ、プラスチック包装容器のごみ箱です。
まず燃やせるごみについてですが、30Lの袋を使う場合、ほとんど回収日になる前にごみ箱がいっぱいになります。
しかし袋を出してみるとまだ余裕があるので、ごみ箱の前にごみ袋を置いていっぱいになるまで使います。
これがとてもジャマです。
そして、ごみ箱から出すと不安定で倒れそうになるのです。倒れてごみが出てしまった事も何度かあります。そうなると後始末に手間がかかります…。
プラスチック包装容器は45Lの袋を使っていますが、燃やせるごみと同様に回収日がくる前にごみ箱いっぱいになり、ごみ箱から出さざるを得ない状況にほぼ毎回なります。
回収日まで1~3日くらいと幅がありますが、2日以上あるととてもジャマです。
袋がごみ箱に収まっているうちは見た目がきれいですが、袋が出てしまっていると見た目的にも残念な感じです。
フタもないので夏場にコバエが入りやすくなり、繁殖しやすくなります。
ごみ箱内の収納ケースに引っかかる
ごみ箱の内側に収納ケースが付属していて、ごみ袋をストックしておけます。
初めは便利だなと思って使い始めたのですが、ごみ箱から袋を取り出すとき、ごみがパンパンになっている状態で袋を取り出そうとすると収納ケースに引っかかりうまく出てきません。
よく引っかかるため、結局収納ケースは取り外して使っています。
生ゴミの臭いがつく
これは他社のごみ箱にも言える事だと思いますが、燃やせるごみ箱の場合、長く使っていると多少生ゴミの臭いがつきます。
原因はごみ箱の内側に直接ついた汚れや、生ごみの臭いが移ったためと思われます。
ときどき掃除することで臭いは多少緩和されますが、父のテクではなかなか完全に取るのは難しいです。
ケユカのゴミ箱にあったらいいなと思う機能
高さはそのままで容量アップ
回収日までもたない問題を解決するためには、高さはそのままで横幅を広く、容量アップしたサイズがあったらいいのになぁ…と思います。
燃やせないごみ+使用済み電池用のMサイズごみ箱は利用頻度が低いので別の場所(例えばダイニングの一画)へ移動して、代わりによく使う燃やせるごみ、プラスチック包装容器、缶・びん・ペットの3つのごみ箱の容量をアップできれば回収日前に袋を取り出す必要がなくすっきりすると思います。
フタロック機能
料理中や食事の片付けの際に出るごみをちょこちょこ捨てたくなる事があります。
ごみを捨てる際は必ずペダルを踏まなければならないのですが、短時間で繰り返しだと意外と面倒です。
そして、実は自宅のごみ箱ではペダル式を初めて使ったのですが、ペダルを踏むということは、踏む動作に入る際に逆の足で体重を支えることになります。
これ、繰り返すと体重を支える側の足の筋肉を意外と使います。
必要な時だけフタをロックできる機能があればいいのになぁ…と思います。
袋の取り付け、取り外しをもっと簡単に
袋を取り付けるとき、袋の留め具のに袋の取っ手だけをかけるのではなく、留め具を覆うように袋を被せて取り付けています。
取っ手だけ引っ掛けるとどうしてもごみ箱の内側と袋に間にごみが間違って入ることがあってごみ箱も袋も汚れます。
すると余計に掃除しなくてはならなくなります。
なので留め具へ袋を被せていますが、これが手間です。
①一旦留め具を外す
②留め具を持ちながら袋を通す
③留め具を持ちながら袋をちょうどいい位置へ調整する
この「留め具を持ちながら作業する」ってところがやりづらいです。
これを解消する何かよい機構があればいいのになぁ…と思います。
理想のゴミ箱、売ってました!
高さそのままで35、45Lに対応
フタロック機能あり
袋止めを外さず袋を設置でき
おまけに抗菌加工
見た目が「KEYUKA」の「arrotsダストボックス」にそっくりです。競合商品でしょうか。これを見つけたとき、一瞬、同じ商品かと思いました。
当時、自分のリサーチ不足で見落としたのかと思ってしまいましたが、調べたところ2021/2/22 発売でしたので、1年半前にはなかった商品ですね。
見事に今の問題点を解消してくれそうなゴミ箱です。
分別 | 容量 | 幅 |
燃やせるごみ | 35L | 220mm |
プラスチック包装容器 | 45L | 270mm |
缶・びん・ペットボトル | 45L | 270mm |
と、3つ並べても入るサイズです。
45Lサイズの方でも高さはフタオープン時で610mmですので高さ方向も問題なく収まります。
フタが閉じている状態では、35Lでも45Lでも共に480mmで、横に並べてもピッタリ高さが揃うので見た目もスッキリしそうです。
仮にこれを設置したとすると現在の燃やせないごみ+使用済み電池用のケユカのMサイズごみ箱が入らなくなるので別の場所(ダイニングの一画など)へ引っ越しが必要になりますが、使用頻度は低いため支障ないと思われます。余ったごみ箱はダイニングと2Fの部屋か廊下に設置してもいいですね。
まとめ
「KEYUKA」の「arrotsダストボックス」を1年半使ってみた結果、概ね満足しているものの我が家では容量不足問題が生じています。
「RISU」の「SOLOW(ソロウ)ペダルオープンツイン」が問題を解消してくれそうなので折を見て購入して使ってみたいと思います。
家族構成や捨てるごみの量によっても変わってくると思いますので、この記事をご覧になった方の参考になれば幸いです。
追記:理想のゴミ箱、使ってみました!
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タカラスタンダードのキッチンにシンデレラフィットしたゴミ箱 その2
以前の記事で、カウンターユニット下にピッタリ収まるケユカのゴミ箱 「arrotsダストボックス」 をご紹介しました。 ケユカのゴミ箱は完璧と言っていいほどピッタリで、オシャレなゴミ箱です ...
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